まだ普通の輪ゴムな自分

2004年9月12日日曜日

デザイン

t f B! P L
 +dから発売された輪ゴム。輪ゴムの機能は従来と変わらないのだが、使っていないときは動物の形になっている。無駄遣いできない気持ちにさせる輪ゴムである。
 また、こういうデザインだと輪ゴムの収納も変わるだろう。透明なアクリルケースに保管して机の上に置いてもいいかも。
 オフィスでは秀逸なデザインだけど、すべての場面において従来の輪ゴムより優れているというわけではないかな。

 たとえば子供が工作に輪ゴムを使う場合、あれは無駄使いできる輪ゴムだからこそいろいろ試行錯誤しながら工作ができるというものである。使い方が限定された環境では洗練されたデザインの道具はより洗練された環境を生み出すけれど、使い方が定義されていないところで無理に洗練されたものをつかうと創造性が萎縮してしまう。
 こういう考えっていろいろな場面でも起こりうることで、たとえば「習ったことがないのでこれはできません」とトライしてもいないのにはじめから与えられた仕事を否定してしまう学生は、自分自身がきれいにデザインされた輪ゴムのような存在だと思っているのではないだろうか。まだ型もないのに、そんなはじめから自分を型にはめてしまうのはどうかと思うのである。